マイ・インターン

FEEL

2015/アメリカ合衆国/監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ/主演:ロバート・デ・ニーロ アン・ハサウェイ

なんとなく気になってリストに入れていた映画です。
めっちゃ好きでした。こういう映画が好きなんだよなぁと、改めて思わせてもらえた作品。
とはいえ観たのが少し前で、感想は簡単にいきたいと思います。←長くなった……

ベンさんが本当に魅力的でした。これはなんだ、理想のイケオジを描いたのか? と思うほどの。
ほら、私たちって軽率に理想の男性、女性、子どもをフィクションで出すじゃないですか。その高年齢版なのではないかって気がちょっとしたけど、まんまと好きになりました。こんな70歳いたら好きになってしまうわ。名優デ・ニーロさんの演技のたまものなのかもしれないなって思いますけども(周回しながら観ていたので吹替だったけど。昭生父さん@野島家でした)。

心に来たシーンがたくさんあったはずなんだけど、思い出せない~~!!
今浮かぶのは、ジュールズの運転手の飲酒を見とがめたときの指摘の仕方。運転手を責めないのよね。「何かを飲むのを見た。今日は運転をやめたほうがいいと思う」と言うにとどめるの。それをジュールズにちくったりもしないの。これは、優しいだけの人にはできないし、厳格なだけの人にもできないことだと思う。

マットの浮気現場を見たあと、マットと話すときのベンさんもよかったな。
浮気自体にはたぶん、めちゃくちゃ怒りを感じていたと思うのね、見た感じ。ジュールズのことを想ってたからかもだけど、具合悪くなるくらいだったし。
自分の意志はもっていて伝えるけど、やっぱり責めないのよね。追い詰めない。

あ~、この直前の、ジュールズのママ友さんに「同じお母さんとして、男性社会の中で活躍しているのは嬉しいですよね」みたいなことを堂々と言っていたのも感動したんだよなぁ。ここもさ、噂好きのママ友さんたちに対して、ジャッジしないで、自分の本心だけを伝えるんだよね。

見えてきたぞ。そうだ~、ベンさんはジャッジしないんだよな。素敵だなーとか、こういう人たちもいるんだなーとかは思うんだけど、それをいい悪いっていう観点で見ていない。自分と考え方が違う人なんだなっていう受け入れ方をしている気がします。
その視点が心地よかったのかもな。

もちろん、ジュールズから距離を置かれていたところから、「行動あるのみだ」って、自分にできることをどんどんやっていったところとかも好き。
この状況って、「なんでちゃんと活躍の場を与えてくれないんだよ」ってくさってもいいのに、ベンさんは違うんだよね。以前自分が働いていた場所だったっていうのもあると思うけど、「今の状態で何をしたら楽しくなるかな? 充実するかな?」みたいなのを常に考えているというか。

会社に応募したのもそうだもんね。「なんか充実していない気がするな。何をしたら楽しいかな」って考えて応募したんだもんな。仕事の前日の準備のときに、働けるの嬉し~~~っていう気持ち全開だったのもめっちゃ好きだったんだよなぁ。楽しく仕事する人がとても好き。

なにげにジュールズをちゃんと見ているのも好き。
ベンさんはそもそも人の本質を見ようとする人とはいえ、70歳の男性が20代(たぶん)の女性を見たときに、偏見が全然ないってすごすぎますよ。なんなら私のほうが偏見のある目で見ていた。周りの若い社員さんたちに対する接し方も本当に素敵だったな。このへんが理想のイケオジなんだけども。
包装の仕方を配送する施設で教えてたところを見て、「この情熱があるなら」って思ったっていうエピソードも好きだった。

そうなんだよね、ジュールズも少し忙しくなりすぎただけで、愛のある人なんだよなぁ。だからってジュールズと恋愛関係にもっていったりはしないのがまたよい。ベンさんには相手がおるのよね。
年齢関係なく楽しく恋愛している姿も好きだった~。

マットとジュールズがけっこう簡単に仲直りしていたのは少し引っかかりました。
いや、二人がいいならいいんだけど、浮気ってなー、やっぱりしない人はしないと思うんだよねぇ。ジュールズが忙しくなったら、マット、また浮気するんちゃうかな。
まぁ、そうなったらそうなったときにまた向き合えばいいのかな。今回はこれでOKか。
いやまぁ、ベンさんを見習うなら、ここにもやっぱりジャッジを入れないのがよさそうな気はしますね。

みんなでジュールズのお母さんのメールを消しに行くエピソードもなんか楽しかったな。クラウドアトラスの老人ホーム脱出事件を思い出した。こういうのも楽しむベンさんほんと素敵。

ジュールズとお母さんは、全然うまくいってなかったですね。
まぁ、血縁なんて血縁にすぎないので、うまくいかない人も普通にいるよね。
ここを無理やり解決させなかったのもいいと思います。

なんかけっこう書けたけど、もっと感動したシーンがあったと思うんだよなぁ。やっぱりすぐ書かないと抜けていってしまうな。
もし観返すことがあったら、またそのときに分析しようと思います。

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