【実写】グラスハート

FEEL

FGOの戴冠戦が始まったので、しかも今回は2つぶんやる必要があって長丁場なので、楽しみにしていた『グラスハート』をお供にチョイスしました。

そしたらもう、グラスハートのほうにハマってしまって、昨夜は4時まで(今朝である)起きててさ、7話まで観て、さすがに寝て、今日は1話だけ観ようと思って(たぶん思ってなかったけど)、最後まで観てしまいました。おかげで戴冠戦でやることもいつの間にか終わっていた。そして仕事も放りだしている。

すごくよかった……! 胸がいっぱい。たくさん泣いたし、青春だった。

まとまってはいないのだけど、心の中にたくさんの想いがあって暴れているので、感想書かないと終わらない。どこにもいけない。
私は歌うのも大好きだけど、「歌わなくちゃ」とか「歌わなくちゃな」とか、藤谷先生や桐哉みたいには思わない。
でも、「書かなきゃ」って気持ちは、あるなぁ。やっぱりここが私の真ん中なんだなぁって思う。
そういうふうに、心を震わせてもらえた気がする。

ちょっと一つずつ書いていきますね。

めちゃくちゃ驚いたこと

最初にここから話させてください。

私、原作は履修済みです。
若木未生はだいたいリアタイで好きで、オーラバにハマっていた時期がありました。
グラスハートは出てからだいぶたって、大学生のときかな、友人から借りて最初から『LOVE WAY』まで読んで。
小説そのものにものすごくハマったわけじゃないんだけど、とにかく藤谷先生が好きで、好きで好きで(今考えれば本当にその頃の私の好みそのものの人だった。変人で天才で、自己中で愛の人。そしてふらりといなくなってしまいそうな人)。考えてみたら、乙女ゲーム史上最愛の若王子先生もこの系統なんよ。
で、10年前くらいかな、と思ったら16年前だったっていう恐ろしい話だけどここで『イデアマスター』が出て、待望の藤谷先生の一人称に震えながら読んでさ。(一番最近のは読んでない)

切なくて切なくて仕方なかったんですよ。

藤谷先生と朱音ちゃんが、男と女としては一つになれないことが。

って……くっついとるーーーーーーー!!!!!!!

って、なりましたよね、ドラマ。あ~驚いた。

佐藤健くんが、若木先生にドラマ化していいかとおうかがいにいったとき、先生が「ここだけは変えないで」って言ったところがあるって話を聞いて「そうだよね、絶対藤谷先生と朱音ちゃんはくっつかないよね」って思ったら。

くっついとるやんけーーーーー!!!!!

って、なったよね。

そこじゃなかったんですか? そうだったんだ。別にくっついてよかったの? じゃあくっつけてよ小説でもさぁぁぁぁ。
藤谷先生をさぁぁぁ、音楽以外でも幸せにしてあげてよーーー!!!!

という気持ちでいます。現在。

藤谷先生

というわけでここから藤谷先生の話をする。

佐藤健くんの藤谷先生、よかったわ~~~。よかった。
なんか私、歌ってる彼に藤くん(@バンプ)もかさねてた。ちょっと意識してない? 気のせい?
だから藤くんのことも思い出してた。大好きだった、いや、愛してるからね(今は曲から離れているけど、やっぱり恩人だし、ずっと幸せでいてほしい人でもあります)。

原作の藤谷先生は、もっともっと尖っているというか、朱音ちゃんに「人を傷つけているにもかかわらず自分は幸せなんだ」って言ったときとかも、寂しさはにじませてなかったと思う。一人ぼっちでも、音楽が自分を幸せにしてくれるし、自分の音楽が誰かを幸せにすることもわかっていて、音楽の力に絶大な信頼を寄せていて、多幸感に包まれながら曲を作っているんだって感じがしてた。

ドラマの先生は、一人でいたこと、音楽以外で誰ともつながれないことを、より寂しく思っていた感じだった。
自分の音楽は大好きだし、音楽やらなきゃ死んじゃう(と思い込んでいる、と言いたいけどこの人はたぶんホントに死ぬ)けど、音楽以外のつながりを切望している感じが出てた。桐哉との接し方とか見てても。

藤谷先生はまぁ儚い人ですけど、その儚さに拍車がかかっている感じ。
それをすごくうまく表現していたなぁって思う。
音楽に夢中のときの楽しい感じもかわいい。ああ愛おしいなぁ。

あと、歌声素晴らしいですね。これ本人の声なの? 素晴らしかった。

あ、そうだ。先生別に病気とかなかったと思う。原作では。覚えてないってことは無いんだと思う(片足は不自由だったはず)。
でもこの設定があることによって物語は盛り上がりましたよね。
先生から音楽奪っちゃダメだよ。死ぬことよりも、音楽を奪われることのほうがよっぽどしんどいよ、先生にとっては。ってことに、みんな早く気づいてほしかった。でもまぁ、ここで朱音ちゃんだけがそれを最速で選べるってところが(桐哉がいたら桐哉もそうだと思うけど)、ポイントなんだろうなぁ。

ちなみに原作を読んでいたとき、菅野よう子さんはきっと藤谷先生みたいなんだろうなって思ってたな。
でももしかしたら藤くんのほうが近いのかもしれないなって、今は思います。いや、二人のハイブリッドか? すごいな。私が好きになるしかない人だな。

朱音ちゃん

朱音ちゃんね、ぶっちゃけ、原作では好きではないんですよ。いや、「なかった」なのかなぁ。嫌悪感があったのは、そのときの私の心を揺さぶるものを彼女がもっていたからなんだと思うから。あと、たぶんめっちゃ嫉妬してたな、みんなから愛されてて。今読んだら違うかなぁ。
(それでも、藤谷先生の幸せのために、くっついてほしかったんだ私は)

だけどドラマの朱音ちゃんは好きだった!!!! すごくよかった。
このピュアさ。まっすぐさ。でも嫌味なくて。原作はもっとカマトト系の鈍感さや無神経さを出してた気がするから(という評価自体が私の主観で私に引っかかってたことなんだろうけど)。ホント、(声優の)松岡くんみたいな演技だった。
まぁ、小説ほどモノローグが挟まってこないから、彼女の行動の部分だけが見えていただけかもしれないけど。かわいい声に、素朴な表情に、熱いドラムに。それから、ドラムの練習の仕方が狂ってた描写を入れてくれたから、情熱も伝わってきたし、よかった。

だから、やっぱり結ばれてよかったよ~。
途中から、「この流れで坂本くんにいく? そんなことある?」って思ってはいたんだけどいかなかったわ~。ビックリしたわ~。

あと、そうそう、原作ではさ、桐哉から「いつでも俺がもらってやるから」って言われたときに「先生を?」って朱音ちゃんが返すんだけど、そういう勘違いを桐哉じゃなくて坂本くんにしてましたね。
(ちなみに、原作は手元にないが、グラスハートに関しては、好きだった部分を模写して残してあるので、こういう話ができます)

熱の城のシーン

私、『熱の城』のね、藤谷先生が朱音ちゃんに電話かけて、「なんで出るの?」って言いながら電話越しに新しくできたラブソング歌って、朱音ちゃんが現れて「サンタなの?」って「ごめんね、好きにならないって言ったよね」って言うところめっちゃ好きで(でもこのあと原作では「坂本くんが大事です」ってなるんだけどね!)。

このシーンすごくよかったです。まぁそりゃクライマックスだよね。
最終回はライブ回だったから、その前のここでドラマは一区切りだもんな。

先生キスとかするの!? ってやっぱり思ったけど、するんだなぁ。ビックリしたなぁ(何回言うのか)。

坂本くんが朱音ちゃんへの楽曲見つけて、先生の後押ししているのもよかったなぁ。
そのあと高岡さんに慰められてるのもよかったなぁ。

そうだ、そういえば、最初に音楽番組に出たときさ、なんでみんな朱音ちゃんが船にいるってわかったの?
いまだにこの謎がわからない。

その他のキャスト

正直、キャスティング発表されたときは「坂本くんカッコよすぎない?」って思ってたけど、蓋をあけたらすごくよかったですね……
カッコいい坂本くんもいいですね……中身はちゃんと坂本くんだったし。

合宿のときに「西条のドラムが鳴らない」って気づいて認めるところもよかった。いい子だよね。彼も人との接し方がわからないだけで、いい子なんだよ。

藤谷先生に面倒見がよくなってきたって言われてたけど、そうなんだよね~お母さん。
なんか、藤谷先生が報われたのは嬉しいけど、坂本くんが報われないのも悲しいな……
ハッピーエンドって難しいね。いや、坂本くんは坂本くんで幸せではあると思うのだけども。

そしてお父さん? は高岡さんか?
高岡さんも原作どおりだったイメージ。
すごくよかった~。

藤谷先生とさ、「高岡くんの音で弾いてよ」「僕なんかいないよ」って音楽のガチンコやってるとこ好きだった。原作でも好きだった。そのあと、藤谷先生を介護する権利があるのは一番大変だった俺でしょ? って言うところも大好きなんだよなぁ。

私、最近の役者さん全然知らなくて、佐藤健くんと菅田くんと藤木直人さんとYOUさんと山田孝之くんくらいしかわからなかったんですけども、いい役者さんいっぱいいるんだなぁって思いました。

櫻井ユキノちゃん役の子は、歌声サイコーだった!!! いい声だなぁ。
私には出せない声質だからホントに憧れます。

井鷺さんは、たぶん原作ではこんなに出張ってないと思うんだけど、典型的に堕ちていく人でよかったなぁ。
あそこまでいろいろバレずにきてたのが逆にすごいわ。藤木さん、こういう役をやるようになったんですね~。時の流れ。

あ、そうだよ桐哉の話しないと。
桐哉はさ、ビジュアル的には菅田くんはまったくの解釈違いだったんだけど(観終わった今も違和感ある)、でも演技はさすがでした。やっぱすごい役者さんだわ。

刺されたとき、VSのライブだったのが、先生と一緒に歌ってたのすごくよかったし、最後のライブで来てくれたのもすごくよかったよ。
朱音ちゃんとの距離感もよかったな、ドラマ。原作では完全に朱音ちゃんのこと好きだったもんな。ドラマでは藤谷先生への愛のほうが強調されててよかった。

あと、山田孝之くんは何枠なの? 面白枠として見てしまったのだけど、私の見方合ってる?

テンブランク

いや~、歌めっちゃよかったね!?
ライブシーンもほんとよかったね!?

キャスト全員、渾身でバンドやってた。歌ってた。
ホントすごかった。本気だから、私の心も動いたよ。ドラマのライブシーンで。すごいことだよ。ファンの子たちと一緒に泣いたよ。

藤谷先生をはじめとして、みんなが音楽に魂を懸けている。
不器用で、音楽に想いを乗せることで、自己表現をしている。
自分と音楽を同一視している。

テンブランクは、そういう人たちの集まりなんだね。
藤谷先生の天才さに負けない人たちの集まり。粗削りでも。
その情熱がたくさん伝わってきたから、ユキノちゃんや井鷺さんの心が動いたように、私の心も動いた。

思えば、グラスハートという作品(小説のほう)も、粗削りだけどやっぱり光ってたんですよ。
だから、私はドラマを楽しみにしていたし、そのドラマにこうやって心を動かされている。

若木先生の愛、佐藤健くんの愛。演者やスタッフの皆さんの愛。
それが詰まった作品なんだなって思う。
計算だけで作られたものではないから、観る人に届くんだよね。愛だから。

よしよし、吐き出して、いったん気持ちが落ち着きました~!
追記したいことがあったらこっそり書き足したりたぶんします。
ホントによかった。は~夢中になれて、幸せな時間でした~!

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