アジャストメント

FEEL

2011/アメリカ合衆国/106分/監督:ジョージ・ノルフィ/原作:フィリップ・K・ディック/主演:マット・デイモン

これを書いているのは18日。3日連続で映画を観ていて、18日に観た『タイムマシン』の感想を書くことにしたので、他のも一応残しておこうかなと思って記録。
でも見出しはつけません。

人間を決まった運命に調整する人外(天使みたいなもの)の「調整員」と、その調整に抗う人間のお話。
設定面白くて好みでした。
ただまぁ、なんだ、「いや、もう好きにさせてやりなよ……」と途中からずっと思ってましたね。

神様のような存在と思われる「議長」さんは、おそらく人間全体の発展や進化を考えて、それを促せる人間を特定の運命に導こうとしているんでしょう。
で、そうやって白羽の矢を立てたデヴィットが、人類全体ではなく一人の女性を選ぼうとしているから、「いやいや君には別のことしてもらいたくて!」と、あの手この手で妨害する。
最終的には、想いの強さに屈服し「好きにしていいよ~」ってなったんだけど……

人類全体のために不幸せな人生(はっきり「エリースと一緒になったら満たされるから」って言ってた)を歩ませるの?? 一人(エリースも入れると二人)なら犠牲になっていいとでも思ってんの?? って思いました。

まぁ、デヴィットがめちゃくちゃ意志が強く行動力のある人なので(だから議長にも選ばれたんだろうけど)、とことんまでやって勝っちゃったんですけどね。すごいよね。

途中で「デヴィットがエリースを選ぶと、デヴィットが大統領になれないだけじゃなくエリースも世界的なダンサーになる機会を失う」って話をされたときは私も悩みました。
でもな……何が幸せかを決めるのは本人だからな……やっぱり何も話さずに(話せないんだけども)勝手に人の幸せを決めつけて去るのはやめてほしいな……うーん、捻挫しちゃったからなぁ、気持ちはわからんでもないのだが。

調整員のハリーがすごくよかったですね。彼にデヴィットが「十分(感情を)持ってる」って言ったとき、ちょっとうるっと来た。私調整員のこともタチコマのようなロボットだと思ってるんだなと思いました。(※私はゴーストのあるAIに弱い)

もしかしたらどこかのタイミングのハリーには議長の意志が宿ってたんじゃないだろうかって気がする。ハリー自身も気づかないうちに。じゃないとあそこまで正確に助けられないんじゃないかなぁ。
「えー、そっち選ぶの? どうしても? 仕方ないチャンスはあげる」みたいな感じだったんじゃないかと思っています。

飽きずに楽しく観られました。面白かった!

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