2012/ドイツ・アメリカ合衆国/172分/監督:ラナ・ウォシャウスキー トム・ティクヴァ アンディ・ウォシャウスキー/原作:デイヴィッド・ミッチェル/主演:トム・ハンクス他
これも18日に書いています。
一度観ただけだと難解で、「感想書けるか??」ってなっていたけど試みてみます。
見出しはナシで。何もまとまっていないので。
輪廻転生の話なんですよね。魂が過去を引き継いで別の体に入り(記憶はリセット)、それぞれの“現世”でどう生きるかを選択していく物語。
同じ魂の持ち主には、彗星のようなあざが体のどこかにあるという設定でした。
まったく関係の無いように思える何個もの、いろんな時代のストーリーが、実はすべてつながっていて、同じ魂が別の体で懸命に生きているのがわかった。
時代ごとに、すべての人間が懸命に自分の生をまっとうしようとしていた。
悲惨な結末(のように見える最期)を迎えたとしても、幸せかどうかは本人が決める。
という意味で、ソンミさんの話が私には刺さったな。SF感の最も強い時代の話でもあったし。
ソンミさんに限らず、人間の意志の力が人生を作っていくんだっていう強いメッセージも感じた。
最後のザックリーが預言じゃなくて自分の意志で寝首をかいたのと、メロニムが彼のピンチを救ったところでも、強く感じた。
ずーーーっと、人間の平等というテーマと向き合っている魂でもありましたね。
奴隷の解放に携わる人から始まって、ゲイ、女性、老人、クローン……人間の魂に貴賤はないと、訴え続けていた気がします。
私の中にも差別は植え付けられているので「差別をしない人間です」とは言えないのですが、“差別をしたくない人間”ではいたいと思っています。命が平等だと信じにくい世界で、「それでも命は平等だ」と言いたいのです。
最期、自殺しちゃった子もいたけどね、それも含めて、懸命に生き抜いた人たちの姿は胸を打ちました。
うん、振り返ると、どんな人生であっても、ただ生き延びるのではなく、懸命に生き抜けば幸せだなって思える。
めっちゃくちゃ長い映画なんですが、私は飽きずに最後まで観られました。
記憶が鮮明なうちに、もう一回観返したいな。


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