金カムの野田サトル先生の新刊、発売日1/18の2日後くらいに読んでいました。
金カムが私の中で「久しぶりにこんなに面白い漫画読んだ」「ここまで長く続いてこんなに納得のいく終わり方する作品に久しぶりに出合った」と大ヒットしたため、次の作品も必ず読もうと決めていました。
以前、1話だけ無料で読んだ段階でも「面白い! 主人公が鯉登さんっぽい!」と思っていたものの……1冊読んでみて「面白すぎ~~~!!!! 野田先生相変わらず漫画うますぎ~~~!!!!!」となりました。
感想つらつら書いていきますね。
漫画のうまさ
というわけで、野田先生のどこに漫画のうまさを感じているのか、少し分析してみました。
スマホで読みやすい
いきなりなんだという話なんですけど、金カムのときからずっと、野田先生の漫画はスマホで読みやすいんです。
私はiPhoneSE3を使っていて画面がそもそも小さいため(好きで選んでいるのですが)、常に見開きで読むのはキツイ。
でも野田先生の作品って、一ページずつ読んでもまったく違和感ないように作られているんですよ。見開きも使うんだけど、使っていても1ページずつ読める。めちゃくちゃモバイルファースト。
アクションがわかりやすい
モバイルファーストだけどアクションに迫力はちゃんとある。
おまけに何が起こっているのがすごくわかりやすい。
戦闘シーンで何が起こっているのかわからない漫画って本当に多いんですよ。
でも野田先生の作画ってホントにわかりやすいんだよなぁ。すごい。
今回もアイスホッケーだから(フィギュアスケートもだけど)、動きも人との絡みもバリバリあるんだけど、めっちゃわかりやすい。アイスホッケーについての知識ゼロの私にもわかりやすい。
あと、向かっている方向を氷に矢印で描いてくれてる!!!! 漫画だからこそのこの表現もちょう素敵。
アイスホッケーについてわからなくても大丈夫な作り
主人公のロウくんが初心者だから、一緒にアイスホッケーのルールを学べる!
しかも、ロウくんが反則することによって楽しんで学べる!!!
説明が多くなりがちの序盤において、こういう表現方法で一挙両得みたいなやり方できるのホントすごい。
ちなみに私はフィギュアスケートに関してはそこそこ知識があるので、そっち側はわかりやすくなっているのかわからないけど、なんか大丈夫な気がする。
笑いと感動が隣り合わせ
これも金カムのときから変わらないんだけど、くすりと笑える場面がそこかしこにあるんですよね。
で、わりと近くに感動する場面もあったりする。
この絶妙なバランスが、くさすぎず、にこにこしながら漫画を読み進められる理由なんじゃないかと思う。
絵がうまい
何を当たり前のことを、なんだけど。うまいよね~~。
まずさ、人物の見分けが一目でつくじゃん。個性的で。髪型変えたくらいならちゃんとわかるじゃん。
さらにその表情の豊かさ。最後のロウくんの表情なんてサイコーだよ。
ちなみに、アクションがわかりやすいのも絵がうまいからだと思います。
金カムっぽい人たちがいる
ここからはその他の感想。
主人公のロウくんは鯉登さんだし、スギちんは門倉さんだし、おじいちゃんは永倉さんでは???? という気持ちになったのは私だけではないはずだ。
ロウくんは性格的にも鯉登さんと似ているところがある気がするけど、他の人たちは親しみやすくするためのサービスみたいなものなんだろうか。
だからって何って話なんだけど(別に似ていてもいい。別の作品だし)、言わずにはいられなかった。
美しく生きる
『美少年探偵団』(アニメ)を観て以来、私の中で「美しく生きる」というのは一つのテーマになっています。美しく生きたいと自分が思っていることを、今はすごく自覚している。
主人公のロウくんは、まさにそれを体現する人なんだろうなと、現段階でも思っています。
ロウくんは見た目にも美しいけれど、もちろんそれだけではなくて、「怖くて逃げる姿は醜い!!」とか「お情けで1点取るのは美しくない」とか、そういうセリフを吐いていたから。
それに、宮森中のアイスホッケー部の「悲願を果たしたい」って気持ちに美しさを感じたから、最後まであきらめずにがんばったんだと思うんだよね。
これからも、ロウくんが美しくアイスホッケーやって人と関わっていくのを見るのがとっても楽しみです。
あとロウくん、めっちゃ素直でそこも好きだわ~。
最後のさ、ロウくんの道具が次々壊れながら1点を取るまでの流れ、面白すぎましたよね。これも笑いと感動のマリアージュなんだよなぁ。いったん時間が進んで、歓声の瞬間だけフラッシュバックする演出も素敵だった。
2巻がなんと来月に出るらしいので、楽しみに待ちたいと思います。
面白い漫画に出合えて幸せだ~!


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