映画館に行くか迷っていたのですが(沢城さんがオスカルだったから)、観にいかず、あっという間にネトフリに入ったので拝見しました!
私はかつて宝塚ファンでしたが、ベルばらには全然ハマっていませんでした(私が好きなのはエリザベート)。観たことはあるけど、1回だけかもしれない。天海さんがアンドレやってたやつ。
曲だけなら何度か聴いたけど、触れたのはそれくらい。
原作もたぶん読んだことない。
そして、何もかも忘れていたので、「へー、そうだったんだ」とか思いながら観ていました。
という前提を書いたうえでサラッと感想つけておきます!
原作や宝塚版ファンの人はいろいろ言いたいことあるようだけど、私はけっこう楽しめたよ!
だからこの配役だったのか
映画やるよーってのを知ったときに、私が最初に(というか唯一)注目したのはキャスティングで、「沢城さんに綾ちゃん、豊永くんに加藤和樹さんか~」ということを知って、「何チョイス?」って思ってたんですよ。
観たらミュージカルだった。
歌うまい人集めとる~~~!!!
みゆの名前も目に留まっていたのですが、みゆも歌ってたーーー!!!!
配役に納得しました。
演技も皆さん素敵でした。
加藤和樹さんは声優だと思っていなかったのだけど、とても上手だった。
劇中歌
そのミュージカルソングたち、曲自体はいい気がするんだけど「ポップすぎない??」とちょっと思いました。
ある意味時代劇なので、もう少し時代に寄せてもいい気はしましたが、そこはあえての狙いなのかなぁ。
途中で英語混ざってくるし、全部は聞き取れない。
混ぜこんでいるほうも、ミュージカルにするのかBGMにするのか迷っている感じ。
MVが一緒に流れて、誰が歌っているのかはわかりやすい。
と思ったらこれ作曲澤野さんだったみたい~!
ベルばらは澤野さんの世界観じゃないのかもしれない。悪くはなかったけど。
壮大さより人間くささのほうがテーマだよね。と思うから。
作画めちゃくちゃきれい
絵が美しぃ~~~~!!!!!
ここは手放しにめっちゃ褒めることができます!
マリーやオスカルの瞳がキラキラしてるぅ~~~~!!!!!
最初はCG感が浮いて見えてたけど、途中からは気になりませんでした。
ストーリーはダイジェスト感
2時間に収めなきゃいけないし、歌が随所に挟まるので、駆け足感はすごかった。
オスカルが死ぬところで終わって、EDの紙芝居でマリーの最期まで行くのも尻切れトンボな印象。
でも流れはわかるし、作画と音楽がとても華やかなので、最後まで楽しく観ることができました(「長いな」とは思っていた)。
アンドレの影が薄かったな~って感じはあった(どうやら一世一代の告白をカットされたらしい。どおりで、「オスカル、なんでアンドレが自分のこと好きって気づいたんだろう」って思うわけだ)。
あとオスカルってもともとはフェルゼンが好きだったんだっけって思った(何も覚えてない人)。
途中でオスカルが女装(誤)してたのは何だったんだろうか。あれは現実なんですか? 夢?
ルイ16世は、すごく懐の深い人で、優しすぎた感じ(不貞の受け入れ方度肝抜かれた)。ああ、これは為政者には向かないわ……と思いました。
あと、ジェローデルさんが「唯一証明できる愛の証です。身を引きます」って言ったのすごく好きだった。愛する人の幸せを願える男、カッコいい。
ベルばらの時代について
国民に重税を課しても国が立ち行かなくて、国民が暴動を起こして、これを国が軍隊で止める。という構造を見ていて、
この人たち何やってるんだろう
ってすごく思いました。
国民が死んだら国も死にますよね。
暴動を暴力でおさめたとして、そのあとどうする気だったんだ国側は。
国民は減っている。国をとても恨んでいる。その状態で、どうやったって立て直せないでしょ。
こんなの、ちょっと考えたら誰だってわかることなのに、誰も止まれなかったし止められなくて、なんか強制リセットされてしまった感じだったんですね。と、改めて思いました。
この話のテーマ
オスカルが「心は自由だ」「体も自由だ」ということを言いますが、ここなんだなって思います。
時代や立場に翻弄されながらも、それでも心も体も自分のものであると。
オスカルが死ぬときに、自分の信念に従って生きてきたから一片の悔いも無いみたいなこと言ってたけど、確かにそうだろうなって思った。
死ぬこと、殺されることよりも、自分の魂の願いに背いて生きるほうが苦痛だと、今の私は思うので共感します。
とまぁこんな感じで。
作画ちょうきれいだったし、沢城さんの演技堪能できたし、久しぶりに豊永くんの歌聴けたし、(たぶん原作わかってないからだけど)私は楽しめました!

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