やっと時間が取れたので、読みました、最終巻!
ヴィンランドは今唯一紙で買っている漫画で(血界戦線も今は購入ストップ中……ですが再開しようかなデジタルで)、物理の本を増やしたくなくて様子を見ていたんですが、完結したとのことで、あと2冊増えるだけなら、と思って購入しました。
やっぱ紙の本いいなぁ。
「差別です」でガツンと脳内殴られてから、トルフィンが選んだ道を、一生懸命追いかけてきました。
たくさん考えさせられました。
幸村先生の人類に対する大きな愛を感じながら、「こんな価値観を示せるなんて本当にすごい」とずっと思って読んできました。
最後まで、すごかったです。
ただ、私もなんだか成長したというか、人類に対する大きな愛を、ちょっと持ちつつあるのですよね、今。
だから、この物語の中に描かれているあらゆる人たち、そしてトルフィンの選択の一つひとつに、今は「そっかそっか」と思いながら読めるようになった気がします。
自分の中にあるものに気づくまで、人生では何度も同じ課題を見せられます。
トルフィンにとって暴力と愛は、大きな大きなテーマでした。目の前でお父さんを殺されてからずっと。
トルフィンは、愛にかけらも気づかない人や戦を心から楽しむ人に、自分の中にある(あった)人や命への無関心さや、強さに対する快感と向き合うきっかけをもらい続けているのでしょう。
でも、もう、「敵はいない」と断言できようになった。お父さんと同じように。
本当に強い人は、自分の弱さを認めている人って、よく言いますね。
でも、それは「弱さ」ですらないと、今の私は思います。
本当に強い人は、自分の何もかもを愛する人だと思うし、それができるから、他人の何もかもを愛することもできる。
って言ったって人間なんで、感情は揺れ動くし、腹立ったり悲しかったりもするよな。
でもそんな自分も許し、受け入れていくことが、私は平和につながると思う。
それが、ヒルドが言っていたことだと思う。(トルフィンみたいな人が増えたら争いはなくなる、みたいなやつ)
幸村先生の境地には、とてもじゃないけど行けないなぁって、昔は思ってたんです。
でもなんか今はわかるって感じていて。
これを成長と呼ぶのはなんだか違うのだけれど、私の考え方や視野が、広がったんだなぁって思っています。
エイナル、悲しかったね。
でも、彼もきっと生き切ったと思う。
トルフィンのそばにずっといてくれて、本当にありがとう。
あなたがいたから、彼はきっと、今の彼になったんだと思う。
それから、カルリが健やかに育ち(育ちすぎ)、すでに大物になっていてすごい。
でもきっと彼も、人生の中で、たくさんの感情の揺さぶりに合うでしょう、これから。
それもまた、楽しんでいってもらいたいな。
たくさん泣きました。
いろんな人生と信念を見た。
みんな必死で生きているだけだ。
自分を幸せでいさせてあげたいだけだ。
でもやっぱり、トルフィンが言うように、暴力は正解にはなり得ない。
殺さなきゃ殺されるなら、私は、おとなしく殺されるかもしれないな。
きっと死も、悪いものじゃないだろうって今は思うので。(←って言ってるけど死にたいわけでもないし死にませんよ! まだまだこの体でやりたいことたくさんあるのだ)
トルフィンの人生はまだ続くし、カルリや、生まれたばかりの赤ん坊に引き継がれていく。
なんなら彼らの生き方は、本当は私たちに引き継がれていないといけない。
人間は今も、同じことを繰り返していますね。
それでも、少しずつでも、私からでもいいから、愛を軸に生きていけたらと思います。
ただ一人の人、ここにいる私、そこにいるあなたが、愛から生きることが、
平和につながると、私は信じています。
幸村先生、長い連載、本当にお疲れさまでした!


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